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虫歯治療General

徹底した衛生管理と丁寧な治療で、
虫歯の再発リスクを軽減させています

虫歯治療は患者様にとって非常に身近な治療です。
治療の多くは保険診療の範囲で行うことができますが、衛生管理を徹底し、
厳密に虫歯を取りきっていないと、せっかく治療した歯が再感染を起こし、
虫歯が再発してしまいます。
丁寧な治療と万全の態勢を整えることが、虫歯の再発リスク軽減には大切なのです。
また、治療法に関しては、その後のメンテナンスや審美性(見た目)を考慮して、
保険診療以外のものをご提案することもあります。
患者様のご要望やお口の状態に合わせて治療計画を練り、
患者様にとってベストな治療法を一緒に話し合っていきます。

精密な治療を実現する
拡大鏡(ルーペ)

歯科の治療がうまくいくかどうかは、「見えているか見えていないか」が大きく左右します。虫歯が再発する原因の多くは虫歯がきちんと取り切れていなかったり、詰め物や被せ物と歯の間に隙間があったりすることです。これらを防ぐには、しっかりと虫歯の範囲を見極め、詰め物・被せ物を精密に作って装着することが大切ですが、人間の視力には限界があるため、当院では治療に拡大鏡(ルーペ)を用いています。この拡大鏡は、視野を3.5倍まで引き伸ばすことができ、精密な治療に役立っています。

二次虫歯って怖いんです

虫歯になった歯は治療する必要があります。しかし、ちゃんと虫歯を治療したのに、同じところに虫歯が再発した、という経験はありませんか?この再発した虫歯を二次虫歯と呼びます。二次虫歯は保険診療で治療した部分にできやすいという特徴があります。保険診療で使用できる材料は限られており、精密に作ったり、新しく開発された接着力の高いセメント(接着剤)などを使用することができません。

また、素材自体も劣化しやすく、特に金属の素材は溶けだして金属アレルギーや、歯や歯茎が黒くなる原因になることもあります。さらに二次虫歯の怖いところは、金属やプラスチックの素材の中で、ゆっくりと気付かない内に進行してしまうということです。もちろん最初の虫歯よりも大きく深くなってしまうため、より大がかりな治療が必要になります。

せっかく治療した歯の中が
どろどろになっていることも...

メタルフリー治療のおすすめ

二次虫歯は歯の寿命を大きく縮める歯科疾患ですが、全く防ぐ手だてがないわけではありません。自由診療で使用されるセラミックや白金加金などは、保険の銀歯よりも精密に作ることができるため、隙間から虫歯になったり、詰め物・被せ物と歯の間の段差に汚れが残りやすいといった事態を避けることができます。さらにセラミックは、素材自体が汚れにくく衛生的という特徴を持っているため、二次虫歯を防ぐには最適な素材だと言えます。

また、自由診療で作製した詰め物や被せ物は、最新の接着力が強く、歯としっかりくっつけることのできるセメントを使用します。これにより、より外れにくく、二次虫歯のリスクを軽減することができます。当院では二次虫歯のリスクを軽減し、より長くご自身の歯で噛んでいただくために、保険の銀歯を使用しないメタルフリー治療をおすすめしています。

二次虫歯のなかでも
最も恐ろしい歯根破折

歯根破折という言葉を聞いたことはありますか?歯根破折とは、その名の通り、歯の根が折れてしまうことを指します。根の治療を行った歯は土台を取付け、その上に被せ物をして治療します。保険診療ではこの土台を金属で作りますが、金属の土台は非常に硬く、縦や横から大きな力が加わると力が吸収できないため、歯の根が折れてしまう原因になるのです。歯の根が折れると、折れた場所によっては抜歯が必要になり歯を失ってしまうことになるのです。当院では、歯にかかる力を吸収し、歯根破折のリスクを軽減する自由診療のネオポストという土台をおすすめしています。

金属の土台によって
折れてしまった歯
でもネオポストなら

※ネオポストを選択された場合、被せ物は自由診療となります。

種類 特徴 美しさ 精度 耐久性 安全性 費用
(税別)
保険診療 メタルコア

・硬くて強度がある

・患者様によっては稀に金属アレルギーの原因となる

★★ 保険適用
自由診療 ネオポスト

・垂直方向の力をメイングラスファイバーポストが吸収し、
水平方向の力をアクセサリーファイバーが吸収して破折を防ぎます。

・ジルコニアやセレックによる修復と併用すると、
透明感があり審美性に優れます。

★★★ ★★★★ ★★★ ★★★ 11,000円

※横にスクロールしてご確認ください。

ホワイトスポット反転

ホワイトスポットとは、COのうち真っ白なものを指します。前歯などにそれがそれがあると審美的な障害になります。フッ素を塗るなどの処置で改善することもありますが、元の状態に戻すには長い時間がかかります。ホワイトスポット反転とは、特殊な薬剤とエナメル質の主成分であるハイドロキシアパタイトの成分「リン酸カルシウム」を大量に含むリカルデントを使用して、早期にホワイトスポットを改善する治療法です。見た目だけでなく歯質を強化する役割もあります。

根の治療ってどんな治療?

C3まで進行した虫歯は根管治療が必要です。根管治療は別名根の治療とも言います。歯茎の中には歯の根が埋まっており、それによって歯の頭の部分である歯冠は支えられています。根の中には歯髄と呼ばれる神経と血管の集合体が入っており、それによって歯は生きています。しかし、この歯髄に虫歯菌が感染すると、強烈な痛みを引き起こします。感染した歯髄を全て取り除くことで症状が改善し、根の中を消毒して歯髄の代わりとなる根管充填剤(防腐剤)を詰めることで歯の土台として再利用できるようになります。

歯髄を全て取り除くと、神経がないため歯は痛みを感じることができなくなります。そのため、治療の途中で中断してしまう方も多いのですが、途中で中断するとより症状が悪化し、最悪の場合、抜歯に至ることもあります。根の治療は消毒と洗浄を繰り返す必要があり、複数回の来院が必要となりますが、被せ物を装着するまでは根気強く治療していくことが重要です。

白山歯科クリニック
治療の流れ

  1. STEP 01

    初診カウンセリング

    現在どのようなことにお困りなのか、どのように改善したいのかを教えていただきます。それが「いつから」「どのような」ものなのか、また、治療に対してどのようなご希望をお持ちなのかについても伺います。また過去の治療で辛かったこと、不満に思ったことなどがあれば、担当者にお伝えください。充分配慮して治療を進めさせていただきます。
    不明な点はどのようなことでも遠慮なくお尋ねください。

  2. STEP 02

    口腔内検査

    お悩みの症状に合わせて、必要な検査を行います。歯科治療で大切なことは原因を取り除くことです。見た目をきれいに取り繕っても、原因が取り除けていなければすぐに再発してしまいます。そのため、いろいろな角度から検査を行い原因を明確にする必要があります。

    • レントゲン撮影

      直接目で見ることができない場所にある虫歯や歯の神経のトラブルを、身体に優しいデジタルレントゲンを使って診断します。また、歯を支えている顎の骨の状態を確認することで、歯周病の進行状態も把握することができます。

    • 口腔内カメラ撮影

      お口の中を専用のカメラで撮影し、お口の状態やお顔とお身体の歪みを調べます。撮影後は患者様に拡大した写真を見ていただきながらお口の状態などについてお話しさせていただき、治療計画や経過観察に使用します。撮影した写真はファイルに入れて患者様にお渡しさせていただきます。

    • 歯茎の検査

      歯周病の進行状況をチェックするため、プローブという目盛りのついた専用の器具で、歯と歯茎の境目にある歯周ポケットの深さを測定します。歯周ポケットが深ければ、歯周病が進行した状態です。検査の結果は患者様にファイルに入れてお渡しさせていただきます。

    • カリエス検査

      ダイアグノデントという特殊なレーザーを使用した検査によって虫歯を早期発見したり、進行状態を把握することができます。虫歯の進行度が数値で表されるため、その後のベストな治療方法を提案することが可能です。検査の結果は報告書の形で患者様にも分かりやすくご提供いたします。

    • 位相差顕微鏡

      歯周病菌を専用の位相差顕微鏡で観察します。患者様にも歯周病菌の数や活動している様子をご覧いただき、歯周病の経過観察や治療方針の決定に使用します。

    • 歯科用CT

      神経の位置や骨の形や質などを立体的(3D)に見ることができるレントゲン写真です。 インプラント治療や神経のすぐそばに埋まっている親知らずなどの治療を行う場合には不可欠な検査です。当院ではシロナ(ドイツ)製の低被爆、高画質の高品質な歯科用CTを使用しています。セレックと合わせて使用することによりお口の中のデータをコンピューター上に再現し、安全で適切な治療を行うことができます。

  3. STEP 03

    セカンドカウンセリング

    検査結果を基に、今後の治療に関して患者様と一緒にプランを立てます。これから行う治療を理解・納得していただけるよう説明をいたします。治療に対する疑問点を解消し、患者様のご要望にお応えできるように、コミュニケーションを大切にしています。分からないことや疑問に思ったことはなんでもご質問ください。

  4. STEP 04

    初期治療開始

    まずはお口の土台となる骨や歯茎の状態を整えるために、歯周病の治療から始めます。虫歯だけでなく、お口のトラブルを根本から解決するために、歯石除去や歯磨き指導もさせていただきます。不安なことがあれば治療中に担当歯科衛生士にお伝えいただければより詳しいご説明を行います。緊急性の高い痛みを伴う虫歯などがある場合は並行して治療を行い、歯磨きなどの障害になる部分があれば、先に治療や調整を行うこともあります。

    治療中に苦しくなったら…

    こんなときは、治療中でも遠慮せずに教えてください!

    • 激しく痛むとき
    • 唾液がたまって苦しくなったとき
    • お口を開けているのが辛くなったとき
    • その他苦しくなったときはいつでも

    私たちは患者様が治療中に苦しくならないよう、できる限りの配慮をしながら治療を行っていますが、もし治療中に苦しくなるようなことがあれば、治療の最中でも構いませんのでどうぞ遠慮なく手を挙げて教えてください。お顔を動かしてしまうと、予期せぬケガの元になるので、手を挙げてください。右側にはさまざまな器具が設置されており、ぶつかると危険ですので、左手を挙げるようにお願いいたします。患者様にできるだけ苦しくない治療を受けていただくことを最優先にしています。

  5. STEP 05

    治療計画の立案

    歯茎の状態が良くなってきたら、被せ物や詰め物といった治療について考えていきます。歯茎が引き締まった状態で型採りや詰め物の治療を行うことで、より歯にフィットした詰め物・被せ物にすることができます。精密検査や初期治療の結果を確認し、治療計画を立てます。内容をまとめて治療計画書として患者様へご説明いたします。ここでご納得いただければ本格的な治療へと移行します。

  6. STEP 06

    治療開始

    治療計画書に基づき、患者様のお口を健全な状態にするための本格的な治療を開始します。歯科治療は患者様との共同作業です。不安なところなどがあれば治療中に担当歯科衛生士にお伝えください。より詳しいご説明や治療計画の練り直しを行います。

  7. STEP 07

    終了カウンセリング

    治療後「痛いところや違和感がないか」を患者様と確認します。気になるところがあれば、なんでも教えてください。また、その後の定期検診スケジュールや口腔内のメンテナンス方法などを説明し、患者様のお口の中を健康に保つためのサポートを行います。
    歯が痛くなったら行くのではなく、日頃から定期的に健診を受けるということが、歯の健康のために 非常に大切です。

  8. STEP 08

    定期検診

    治療計画書や終了カウンセリングでご説明したスケジュールで定期健診にご来院いただき、治療箇所を含め、お口全体のメンテナンスを行います。

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