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白山歯科クリニック
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歯の話95ご存知ですか?『根管治療!』神経をとる!って、どうゆうこと? Information

みなさんこんにちは!小田原で評判の痛くない歯医者さん白山歯科クリニックの田賀です。

神経を取ると

皆さんは「歯の神経をとる」という言葉を聞いたことがあると思います。しかし実際には、「とっておしまい」というわけではなく、むしろとってからの処置が重要かつ複雑。そこで、「神経をとる」ことの意味とその処置についてご紹介します。

 神経11.むし歯が進行してしまうと・・・

歯には根管と呼ばれる管があり、その中に歯髄が入っています。
この歯髄がいわゆる「神経」。
むし歯が大きく進行し細菌に神経が侵されると、とても強く痛むようになります。これを放っておくと、歯がボロボロになり、感染は顎にまで広がって、最悪の場合、歯を支える顎の骨が溶けてしまうことも…。
そうなる前に、感染拡大を防ぎ、歯を守るために行うのが「神経をとる」治療です。

 

神経22.ただ神経をとるだけじゃない
実は、神経をとるといっても、簡単にとれるわけではありません。細菌に感染した神経が根管内に少しでも残っていれば、また感染が広がり痛みが生じます。
また、神経をとり除いてもそこにしっかり薬を詰めなければ、やはりまた感染してしまいます。
そして、薬を詰めるには根管の形を整える必要も…。これら一連の処置を「根管治療」と呼びます。

 

神経33.こんなに大変な「根管治療」
根管治療はとても複雑な治療です。
根管は直径0.1mm以下のものもあれば、曲がっていたり枝分かれしていたりと複雑です。
実は、海外では神経が細菌に侵されてしまった場合、「根管治療」ではなく「抜歯」を選択することが珍しくありません。
そもそも「根管治療」が保険で認められていない国が多く、1本10万円以上の治療費がかかることも!
その点日本では保険制度で認められており、むやみに歯を抜かずにすんでいるのです。

根管治療は非常に緻密な治療のため、時間がかかる場合もありますが、歯を守るための大切な処置ですので、ぜひ最後まで通院いただきますようよろしくお願いします。

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